有機フッ素化合物の実態調査* 上 堀 美知子**・清水武憲**・大山浩司** キーワード ①pfoa ②pfos ③pfcs ④lc/ms/ms ⑤環境水 要旨 大阪府内の河川等水環境中における有機フッ素化合物(pfcs)の実態調査を行った。調 フッ素化合物だけではなく、多くのガラクタがまだ外に出ていません。 ヒ素・水銀・放射能同位体です。恐らく微量ですが、国際法により彼らは海の中に捨てる事が出来ません。 彼らは局所的に捨てることが出来ません。なぜなら集中してしまうからです。 有機フッ素化合物は、分解されにくい物質で、生物中に蓄積され人体への影響が懸念されており、pops条約や化審法で規制されています。アメリカでは、環境保護庁がpfos・pfoa合計で70ナノグラム/ℓという飲料水の目標値を示しています。 大気汚染防止法では、「「揮発性有機化合物」とは、大気中に排出され、又は飛散した時に気体で ある有機化合物(浮遊粒子状物質及びオキシダントの生成の原因とならない物質として政令で定め る物質を除く。)をいう。」と定義されています。 企業局における有機フッ素化合物の検出状況及び水道水の安全性について 県民のみなさまへ 有機フッ素化合物(pfos等)が北谷浄水場の水源である比謝川や嘉手納井戸群において、他水源と比較して高濃度で検出され、浄水からも検出されています。 か? フッ素化合物は安定なため代謝されにくく,人体 に入ったとしてもほとんど形を変えないまま排泄されて しまうから安全であるというのがもっぱらの考え方であ る.むしろ懸念すべきは自然環境への影響であろう.我々 有機フッ素化合物pfos・pfoaのリスクはどのくらい高いか? その2:基準値を超えた場合と平常時のリスクを計算する PFOS・PFOAの水中基準値(目標値、指針値)超過がニュースとなっていますが、基準値を超えただけではリスクの大きさはわかりません。 有機フッ素化合物は他の物質では実現できない特異な性質(耐熱、耐薬品性に優れ過酷な条件でも使用可能、光吸収能がない等)を持つため、界面活性剤、乳化剤、撥水剤、消火剤、ワックス、カーペットクリーニング剤、コーティング剤等、様々な用途に用いられてきた。